ここのところ、
ろくなことがありません。

もともと腰の悪い私、
またまたぎっくり腰なのです。

ま、
またまた単なる愚痴ななのですが・・



まずは、
何しろ今年は予想通りに暑いのです。

暑い・・
暑い・・
暑い・・

いやはや暑い。
本当に室内熱中症になりそうです。

いや、
そんなこと言ってたらこの酷暑の中現場で働いてる人たちに、
「何言ってんだお前!」と、
怒鳴りつけられそうですが。



そんで、
そんな中、
またまたギックリ腰です。
しかも今回はちょっとひどい。



先日のこと、
朝からあれ?
なんか、
何にもしてないのに腰が痛い!
で、
どんどん痛くなる。
立ってられない。

いやはや、
困ったもんです。
動けない・・
立てない・・
もう家でずっとじっとしてるだけなのです。

座ってれば何ともないので家で仕事は出来るのですが、
何しろ立てない歩けない。

毎度のことなのでどうせ医者に行ったって鎮痛剤もらうだけのことなので、
以前もらって残ってる鎮痛剤を飲んでじっと直るのを待つだけです。
まあ、3日~1週間くらいはどこにも行けませんが。



なのに、
忙しい・・
ここの所、
なかなかブログの更新も出来ません。

いや忙しいのは良いこと、
仕事があるのはありがたいことです。

暇より良い。
暇はいやです。
暇は困ります。



ただ、
どこにも行けないので、
困ります。
この仕事は出かけなきゃならないことも多いんです。

所員に代わりに行ってもらうことが出来ることは良いのですが、
そうもいかないことも多い。



いやはや、
困ったもんです。



まあ、
このクソ暑い中、
外に行けないっちゅうのは、
良い理由になって、
もしかしたらこの方が良いのかも知れませんがね。



みんなに電話掛けて、
すいませ~ん、
ギックリ腰になっちゃって・・
って言い訳が出来ます。

なんも言わないわけにもいかないんで。



そんな動けないと何が困るって、
トイレに行くのもフロに入るのも命がけ、
壁を伝ってノロノロとすり足でトイレに向かいます。

 

 


途中で、
うっ!って動けなくなりながら。

普段の10倍以上の時間がかかる・・
いやはや、
途中でもれそうになってきます。

言っときますが、
うちの中の私が座ってるリビングからトイレまではほんの7~8mしかありません。

 



 

 

もうトイレに住みたいくらい。
本気でそう思う始末なのです。



風呂では立って入れないので風呂桶の中には入れない、
狭い風呂桶の中で座ったら立ち上がれない。
なのでシャワーです。
それも座ってないと身体が洗えません。

 

 

 


歯を磨くのも立って磨いていると、
かがめないので口がゆすげない。
顔も洗えないのです。



ただ、
良いこと?
っちゅうのも何ですが、
ある。

何って?

そう、障害者やご老人のことがよくわかる、
バリアフリーのことがよくわかる、
のです。

自分が一時的に障害者なので。



玄関や廊下に手摺りをつけてあると伝い歩くのに非常に楽です。
ただ、
よくある縦付けの手摺りは実際は使いにくいです。

 

 

 

 

握力がないと力が入りません。

手が滑って体重が掛けられないのです。

スペースがあれば横付けやL型の方が体重が掛けられます。

 

縦付け手摺りは自分の身体を上下移動する場所には向いていますが移動補助には向きません。

 

 



トイレの手摺りは言うまでもありません。
立ち上がる時に持つところが絶対に必要です。

手摺りがないと立ち上がる際にペーパーホルダーやタオル掛けに手をかけてぶっ壊しそうになります。

 

 

 


トイレに限りませんが、
狭い部屋などに入る際、
扉が開き戸だと扉を開けて中に入ってから後ろの奥に行ってしまった扉のレバーハンドルや握玉をつかんで閉めるのは非常に難儀します。

 

 

 

 

絶対に引き戸や折り戸の方が楽です。

 

というか、

私の場合もうトイレでドアを閉めなくなります。

って言うか、

下手したら閉められないのです。

中に入ってから向きを変えて手を伸ばしてレバーハンドルをつかんで引っ張る、

が出来ない。

 

 



浴槽の中に椅子状になった部分がある浴槽が最近よくありますが、
あれと浴槽横の手摺りがないと浴槽から出るときに立ち上がれません。

 

 

 

 

なければ浴槽内にバスチェアーが必要です。

もちろん身体を洗う際も風呂の床に座ってしまうと立ち上がれません。

そもそも普通の風呂椅子は低いので身体を洗うのにも立ち上がるのにも難儀します。


洗面所で立ったまま歯を磨いたり顔を洗ったりすると、
前屈みになるので立っていられません。
なので椅子に座って洗顔や歯磨きをします。

ただ、
一般的な洗面台では洗面器の下が収納になっているので椅子に座った時の足が下に入らないため、
身体が後ろに下がってしまい、
水栓まで手が届きません。

 

 

 

 

洗面器の下は空いているタイプの洗面台の方が絶対によいです。

 

 

 

 

昨今は洗面台の上の洗面器部分がせり出していて下の収納部分が少し引っ込んでいるようなよく考えられているタイプも多くなってきました。

 

 

 

 

もともとは昔流行った朝シャン用のシャンプードレッサーとして作られた物がバリアフリーにも向いているので、

もう誰もこんな所でシャンプーなんてしないようですが・・

実際使いやすいので今でもたくさん販売されています。

 

 

 

どこに手摺りがあると助かるのか、
どこでは座りたいのか、
どういう段差は危ないのか、
よくわかるのです。

身をもって非常に勉強になる、
わけです。



ようするに、
自分が年を取ってきたから、
っちゅうことなのですが。



まあ、
どうなっても何かは良いこともあるものです。

何事もポジティブポジティブ!
です。

 

 

 

 

Atelier繁建築設計事務所HP
http://ateliershigeru.com
よもやま建築日記~家づくりの現場から~
http://ameblo.jp/ateliershigeru/